お知らせ

第44回臨床超音波セミナーが開催されました。 2020.01.31

2020年1月20日に「第44回臨床超音波セミナー」を東京医科大学病院教育研究棟3階大教室で開催いたしました。この研究会は当教室先々代の伊吹山教授時代から20年以上続く伝統の研究会です。

今回は静脈血栓症の症例を踏まえた演題を当教室の冨士田康宏助教が発表し、その後特別講演を福島県立医科大学病院疫学講座の高野真澄先生に「Onco-Cardiology 心エコーで何を診るか」という演題でご講演いただきました。

がん関連の腫瘍循環器学は最近のトピックです。抗がん剤や分子標的薬使用で心機能が低下し心不全を発症することや、そのタイプ別診断法、特にスペックルトラッキング法を用いた'global longitudinal strain'での心機能評価が心不全発症予測や患者さんの予後推定に役立つという非常に実臨床で有益なお話をいただきました。

講演後は多くの質疑があり、非常に活発な討論が展開されました。

高野先生、貴重なご講演誠にありがとうございました。

(心エコーグループ:武井康悦)

第44回臨床超音波セミナー.jpg

お知らせ

ページ上部へ戻る