10月11日(金)日本心血管インターベンション治療学会秋の関東甲信越地方会に併設されて行われる東京ライブ2019にPCIのオペレーターとして参加させていただきました。
PCIのライブデモンストレーションは実際の症例のPCI手技をライブ中継して学会場の先生方とディスカッションすることにより、PCIに関する知識や技術を深めるための大切な場です。中継病院は15年前までわたしが研鑽を積んだ心臓血管研究所付属病院で、私がいたころのスタッフの方がまだたくさんおられ、懐かしい気持ちになりました。また自分が修業した病院からライブオペレータ―をさせていただくことに非常にうれしく思いました。
実際の治療では当教室カテラボの特徴を生かしたPCIとして機能的評価指標であるiFRを用いた治療を行いました。左前下行枝のタンデム病変が今回の課題であり、この病変をiFRで評価し、治療戦略にどのように生かすかという近年ホットな課題を治療させていただきました。会場の先生方とも様々なディスカッションをさせていただき、僕自身も勉強になることがありましたし、機能的評価に基づいたPCIの特徴を発信できたのではないかと思います。
心血管カテーテルインターベンション治療寄附講座 山下 淳
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