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TOPIC 2019 参加報告 2019.07.25

カテーテルインターベンションの領域で国内最大級のライブデモンストレーションであるTOPIC2019(渋谷 セルリアンタワー東急ホテル)が7月11日(木)から13日(土)の日程で開催されました。

13日はAMI Video Sessionで「重症心筋梗塞に対する挑戦」と題して、昨年から使用可能となった新しい補助循環デバイスImpellaを使ったケースをビデオライブ形式で当院から発表しました。我々も20例に満たない使用経験であり、会場の先生方やディスカッサントの先生方にもまだそれほどなじみのあるデバイスではなく、どのような症例に有効で、どのような症例ではうまくいかないのか、白熱した議論が展開されました。会場には立ち見の聴衆もたくさんおられ、入場をあきらめた方もいたと聞いております。注目の高いデバイスですので東京医大発のデータを今後発表していきたいと思います。

14日、15日は山下が企画立案から参加しているベーシックセミナーとベーシックビデオライブがありした。

14日はPCIで遭遇する可能性のある合併症に対する対策セミナーを開催しました。東京医大を含めて3つの合併症ケースを提示しました。PCIでは、一個人や一施設では経験できることは限られており、こうした場で経験を共有することはとても重要です。コメディカルスタッフの方や、これからPCIを始める、始めて間もない先生方にとって興味ある内容だったと思います。

15日にはベーシックビデオライブで当院から再度Impellaを使用した症例を提示しました。このセッションではImpellaがどういうデバイスなのか、どういう特徴があるのか、PCPSやIABPとの使い分けなどについてのショートレクチャーも行い、Impellaというものがどういうものかわかるようにビデオにしました。他施設からのロータブレータやDCAを使用した症例のビデオを含め、14時から18時までの4時間にわたるロングセッションしたが、たくさんの方最後まで見ていただき大変感謝しております。

来年も同様の企画を行うことになると思いますので、今年以上のクオリティーで準備をしていきたいと考えております。 

http://www.topic.gr.jp/index.html

カテーテルインターベンショングループ 山下 淳

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