2019年7月12日(金)・13日(土)にフォーポイントバイシェラトン函館で開催された第29回日本心臓核医学会総会・学術大会に参加しました。
本学会は例年、SPECTやPETでの心筋虚血・心筋代謝など機能的評価のみならず、血行再建術の適応・治療効果判定やリスク層別化・予後評価、また心サルコイドーシスに関する報告が多いですが、今回の学会では、2018年より安定型虚血性心疾患の待機的冠血管インターべンション(PCI)治療の際に機能的心筋虚血評価が必要項目となったこともあり、心筋虚血評価を中心としたプログラムが組まれていました。
東京医大からの発表は、近森大志郎主任教授がランチョンセミナーにおいて2018年に改訂された慢性冠動脈疾患診断に関する非侵襲的画像診断の意義について概説され、また八王子医療センターの田中信大教授は教育講演の機能的虚血の評価法updateにて安定冠動脈疾患におけるFFR/Resting Indexの講演をされました。
肥田は若手研究者奨励賞の審査と一般演題のポスター発表をしました。
あいにく天候が悪く、また1泊2日の出張だったこともあり、函館の夜景など観光はできませんでしたが、函館駅前にある海鮮丼を提供する食堂10店以上が軒を並べる、どんぶり横丁市場で食べた海鮮丼と、函館で有名な塩ラーメンが実に美味しかったです。
循環器イメージンググループ 肥田敏
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