COVID-19 患者と患者背景とマッチした非COVID-19患者を対象に、糞便のショットガンメタゲノム解析、メタボローム解析、血漿の網羅的サイトカイン解析を実施しました。その結果、COVID-19やその合併症を有する患者ではユニークな腸内細菌や代謝物質の変化がみられ、それらがまた過剰な免疫応答と関わっていることを発見しました。同じ日本人でも新型コロナウイルスの感受性や COVID-19 合併症リスクが異なるのは、腸内環境の個人差が寄与していることが示唆されました。
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