特徴

 漢方医学センターは、患者様の一層の症状改善と生活の質向上を目指すため、新病院開院に合わせて総合診療科内に新規開設されました。日本の伝統医学であり、現代医学的な視点と異なる漢方医学の診断や治療法を十分生かし、患者様のお役に立てるよう鋭意診療にあたっています。
 スタッフは現代医学におけるそれぞれの専門分野の上にさらに漢方を研修、全員が漢方専門医の資格を持つ漢方医学のエキスパートです。
 漢方医学センターは、当院通院中の患者様を中心に、漢方治療の併用でさらに症状や体調を改善していただくことを第一の使命としています。その意味で、安心して漢方治療を受けていただくため現代医学的検査を十分行い、正確な診断を行うことも重視しています。現代医学的治療と漢方治療を組み合わせた医療を統合医療と呼びますが、統合医療によってより良い治療効果が発揮されると考えています。

スタッフ(2020年10月1日現在)

センター長  及川 哲郎

医師数  常勤 3名
     非常勤 1名

漢方医学の診察法 ※詳細は大学病院漢方医学センターのHPへ

脈診

舌診

腹診

診療体制と実績

 現在、火水木金曜日の午後に漢方外来を開設しています。2020 年度の初診患者様は110 名で、主訴として疼痛やしびれ、めまい、倦怠感、冷え性、微熱・ほてり、機能性ディスペプシア、咽喉頭異常感、更年期障害などの患者様が多く受診されました。
 漢方治療の向いている症状を下記に挙げました。お困りの症状等あればぜひご紹介ください。
1)冷え症
2)虚弱体質による体調不良、体力低下
3)老化に伴うさまざまな症状
4)アレルギー性疾患の症状軽減、体質改善
5)生活習慣病など慢性疾患の症状軽減
6)西洋医薬品(抗がん剤など)の副作用の軽減
7)各診療科の標準治療で十分改善しない諸症状など

学会誌・メディア掲載

東京医科大学病院 漢方医学センターのご紹介
出典:『漢方の臨床』第67巻第12号 巻頭言

第32回漢方治療研究会、オンラインで開催
出典:『漢方の臨床』第69巻第11号(2022)

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センター紹介

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