医局員・後期研修医募集

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はじめに

 消化器・小児外科学分野では、消化器外科・小児外科の専門医・指導医をめざす、やる気のある医局員や後期研修医を募集しています。学閥は一切ありません。高齢化に伴って消化器系のがん患者が増え続けており、消化器外科医の重要性は年々増しています。また、小児外科においても、小児を扱う施設が減少しており、相対的に大学病院の役割はより大切になってきています。当講座では、症例の多い大学病院や関連研修病院で十分な経験を積むことにより、優れた専門医・指導医を育てています。また年々より重要性が増している内視鏡手術においても、次世代を担う若手外科医のトレーニングに重点をおき、動物を用いたトレーニングラボを隔週で施設内において開催しております。さらに臨床と並行してがんの治療研究や博士号を目指す方、国内・海外留学を目指す方など、それぞれの希望に則した機会が与えられています。

動物を用いた若手外科医育成のためのトレーニング

内視鏡手術トレーニングラボ(施設内の動物実験センターにて)

ダビンチを用いたロボット支援下手術の研修(施設内の動物実験センターにて)


代表的な研修モデル

1.消化器外科専門医取得コース

 当科は食道から肛門までの消化管疾患、肝・胆・膵疾患の診断から治療までを行っており、消化器外科医を目指す研修医に、すべての臓器において高いレベルの診断能力と各種検査(内視鏡、超音波など)・手術手技を身につけることが可能です。消化器外科専門医を取得するためには、まず日本外科学会認定の外科専門医の取得が必要です。このため、後期研修の 1 年目には、上部消化管グループ、下部消化管グループ、肝胆膵グループ、小児外科グループをローテートして手術手技や周術期管理を研修します。その後は関連研修病院にて一般外科・消化器外科の研鑽を積みます。外科専門医を取得した後は、消化器外科専門医を目指して、大学病院または関連病院にて臨床検査・手術の経験を積んでいきます。消化器外科専門医の取得にあたって、これを満たすだけの十分な手術経験および業績(学会発表・医学論文)に関しても、当科ならびに関連病院において必要な研修を行うことが可能です。

年度毎の研修内容(例)
注:4 年目以降は,希望に応じて研修内容が異なります。
1 年目 外科各科をローテート
2 年目 消化器外科をローテート
3 年目 関連研修病院にて一般外科・消化器外科を研修
4 年目 外科専門医取得,大学病院または関連病院
5 年目 国内留学または海外留学
6 年目 国内留学または海外留学
7 年目 消化器外科専門医取得

2.学位取得コース

 従来から大学病院では、臨床医であっても一定期間基礎的あるいは臨床的な研究を行い、学位 (医学博士号)を取得することが一般的であり、これらの研究は、医学の進歩に貢献するとともに、臨床医の病態に対する観察力の向上、あるいは、統計学的な立場からの解析能力の向上などに役に立っております。近年の研修医は、学位取得を希望する人が少ないようですが、大学病院 や一般の基幹病院で臨床のみならず研究を行なうことを希望する者にとっては今後も必要なものと考えます。このコースでは、まず一般外科医としての臨床能力を備え、外科専門医を取得した後に、学位取得のための研究期間を 2 年間設定しています。 当科は食道から肛門までの消化管疾患、肝・胆・膵疾患の診断から治療までを行っており、消化器外科医を目指す研修医に、すべての臓器において高いレベルの診断能力と各種検査(内視鏡、超音波など)・手術手技を身につけることが可能です。後期研修はまず日本外科学会認定の外科専門医の取得を目指し、呼吸器・内分泌外科、心臓外科、血管外科、乳腺科、麻酔科などとの協力体制により、各科をローテートし、各種疾患の診断・治療(手術手技や周術期管理)を習得し症例を経験します。また、消化器外科では上部消化管グループ、下部消化管グループ、肝胆膵グループ、小児外科グループをローテートし、手術症例を中心に、手術手技や周術期管理を研修します。その後は関連研院にて一般外科・消化器外科の研鑽を積みます。外科専門医を取得後、学位を取得するため、東京医科大学基礎医学教室や関連施設(国立がんセンター研究所、国立成育医療センター研究所など)にて 2 年間の研究を行います。国立がんセンター研究所との共同研究では、病気の診断や治療方法の選択を可能にする最先端の血清タンパク質の解析(プロテオミクス)を行っており、個々の患者に適したテーラーメイド医療を目指しています。

年度毎の研修内容(例)
注:4 年目以降は、希望に応じて研修内容が異なります。
1 年目 外科各科をローテート
2 年目 消化器外科をローテート
3 年目 関連研修病院にて一般外科・消化器外科を研修
4 年目 学位研究、外科専門医取得
5 年目 学位研究
6 年目以降 学位取得後、大学病院または関連病院にて消化器外科の研鑽を積み、消化器外科専門医の取得を目指します。

後期研修医、専門医育成のためのモーニングカンファランス(隔週土曜日)

2.小児外科専門医取得コース

 当科は消化器外科と小児外科が一つの診療科になっている特性をいかし、とかく言われがちな専門性のみならず、成人を含めた一般外科医(特に消化器)としての技量を修得することが可能です。小児外科専門医を取得するためには、日本外科学会認定の外科専門医の取得が必須ですので、後期研修の1年目には、呼吸器・内分泌外科、心臓外科、血管外科、乳腺科、麻酔科などとの協力体制により各科をローテートし、各種疾患の診断・治療(手術手技や周術期管理)を習得し症例を経験します。また、2 年目には、消化器外科(上部消化管グループ、下部消化管グループ、肝胆膵グループ)、小児外科をローテートし、手術手技や周術期管理を研修します。また、小児全般の取り扱いや小児特有の病態・疾患に対する臨床能力を向上するために、一定期間大学病院の小児科で研修を行います。外科専門医取得後は、小児外科関連研修病院(静岡県立こども病院,自治医科大学病院小児外科など)にて、さらに小児外科の研鑽を積みます。外科専門医の修練期間を含めて、最短で 7 年で小児外科専門医が取得できます。
 外科専門医取得後、学位(医学博士号)取得を希望する者は、4~6 年目に 2 年程度、東京医科大学の基礎医学教室や関連研究施設(国立がんセンター研究所,国立成育医療センター研究所など)で学位取得のための集中的な研究期間を設けます。

年度毎の研修内容(例)
注:4 年目以降は、希望に応じて研修内容が異なります。
1 年目 外科各科をローテート
2 年目 消化器外科・小児外科・小児科をローテート
3 年目 関連研修病院にて一般外科・小児外科を研修
4 年目 小児外科関連研修病院にて研修,外科専門医取得
5 年目 小児外科関連研修病院にて研修
6 年目 大学病院または関連病院にて研修
7 年目 小児外科専門医取得

●週間スケジュール(例:消化器外科上部消化管ローテーションの場合)

午前 午後
月曜日 病棟業務(又は外勤) 病棟業務(又は外勤)
火曜日 手術 病棟業務   症例検討会
水曜日 教授回診 病棟業務
木曜日 内視鏡検査(又は外勤) 病棟業務(又は外勤)
金曜日 内視鏡検査 手術
土曜日 モーニングカンファ 内視鏡検査 病棟業務

●処遇・待遇
・初期の 3 年間は後期研修医として月額 20 万円が支給されます。当直を行った場合には 1 回 につき 9800 円が支給されます。
・週 1 日(半日ずつであれば 2 日)の院外勤務が可能です。これに対する給与は勤務先から支 給されます。
・月 1~2 回の土日当直を紹介します。
・健康保険,厚生年金,労災保険に加入します。
・4 年目以降の処遇に関しては,病院の規定に従います。

●その他
ラボセンター(ブタを使用)を用いた手術研修を定期的に行っており,これにより気管切開・開腹・閉腹,腸切除,消化管吻合,ラパコレ,脾摘,各種内視鏡下手術の基本的手技を経験年数別に早い段階から,より実践的に研修することが可能です。また,5 年目以降,国立がんセンター中央病院・神奈川県立がんセンターなどへの国内派遣研修や米国ジョンズ・ホプキンス大学などへの海外留学が可能です。

取得できる主な資格

 ・外科専門医・指導医(日本外科学会)
 ・消化器外科専門医・指導医(日本消化器外科学会)
 ・肝胆膵外科高度技能専門医(日本肝胆膵外科学会)
 ・内視鏡外科技術認定医(日本内視鏡外科学会)
 ・小児外科専門医・指導医(日本小児外科学会)
 ・日本大腸肛門病学会専門医
 ・日本消化器内視鏡学会専門医
 ・がん治療認定医(日本がん治療認定医機構) など

主な研修施設(過去の実績を含む)

<臨床>
 国立がん研究センター中央病院外科
 神奈川県立がんセンター外科
 愛知県がんセンター外科
 虎の門病院
 自治医科大学小児外科
 東京大学小児外科
 アメリカ:UCLAメディカルセンター外科
 アメリカ:メイヨークリニック
 イギリス:ケンブリッジ大学外科
 フランス:ストラスブルグ大学外科 など

<研究>
 国立がんセンター研究所
 国立成育医療研究センター研究所
 アメリカ:ジョンズ・ホプキンス大学
 アメリカ:オハイオ州立大学 など

お問い合わせ、連絡先(随時、電話、メールをお待ちしています。)

東京医科大学病院 卒後臨床研修センター
東京医科大学 消化器・小児外科学分野
電話 : 03-3342-6111 内線 5080
E-mail : geka-3@tokyo-med.ac.jp