4月16日（木）　第２回阿部塾を開講しました。

受講者の看護学生5名が参加され、看護部の協力のもと、開講いたしました。

阿部幸恵著「症状別病態生理とフィジカルアセスメント」のStory1COPD症例から学びました。

受講者たちは、まず、呼吸の解剖生理についての基本的な知識についてTBLで学び、その後に、症例の問題点と予測することを考えてグループでボードにまとめます。

その予測することから患者から収集する情報（観察項目など）をあげていきます。

COPDの症例であり、観察項目の中には、呼吸の状態に関することが多くでました。

今回は、その中でも正常の呼吸音を聴取することを患者さんから情報をとる前にタスクトレーニングとしてシミュレータ（Mr,Lung）を使って学びました。

実際の患者さんの元に行っての観察は、シミュレータを相手に２人の学生が協力して観察し、その他の学生は、ホワイトボードに情報を書きだしました。

その書きだした内容は、指導者がポストイットに書き写し、観察が終わったら、全参加者で、得た情報を分析、そして、不足した情報を追加し、再度シミュレーション、そして、分析、最後には、看護のためのアセスメントを全員でまとめてホワイトボードに書きだしました。

阿部塾は4月より月2回程度 17：00～18：30の90分間の開講を予定しています。夏休み期間などは1日コースも開講予定です。患者さんを看るにあたっての思考過程を国家試験を使って学んでいきます。お誘いあわせの上、ご参加下さい。