今回で第19回目となる西部動脈硬化症ワークスが、2015年3月14日（土）西新宿野村ビル野村コンファレンスプラザで開催された。今回のテーマは「高血圧症と動脈硬化性疾患」で、セッション1に2演題、1題目は「産業医から見た白衣高血圧症」神津内科クリニック池内龍太郎先生からの講演で、我々一般臨床医とは異なる視点での産業医からの見方の話で非常に興味深いものであった。演題2は「重症動脈硬化性心血管疾患の外科治療」という演題で、医局の小泉からの発表であった。症例報告を5例で、重症な動脈硬化性疾患についてのものであった。特別講演は「ガイドライン2014からみた高血圧症治療薬の使い分け」という題で、東京女子医科大学高血圧・内分泌内科主任教授市原淳弘先生の講演であった。高血圧の診断から、治療薬の選定やその他臨床現場にすぐに応用できる内容で非常に興味深いものであった。　（文責　小泉信達）