皆さんこんにちは。

臨床検査医学科後期研修医の宮下です。

去る6月8日から10まで、名古屋は国際会議場において第39回日本血栓止血学会が開催されました。

自分は初の専門分野学会デビューということで、ポスター発表をさせて頂きました。内容は「若年男性に発症しプレドニゾロンによる免疫抑制療法が奏功した後天性血友病Aの1例」と題し、当院での症例をまとめさせていただきました。医局の先生方のお力添えのもと、ポスターという形にすることができ、これからの学術生活の幕開けとして貴重な経験となりました。

自分の発表以外には、血栓止血学にまつわる最新の知見や症例報告を聴講し、この学問の奥深さを改めて感じております。日々進歩する治療法の情報を得ることで、そして治療に難渋した症例の情報を共有することで、日々の臨床で患者さんへの診療に活かしていく必要があると実感致しました。

なんだか総括のような的を絞らない話になってしまいましたが、今回の学会で得た刺激を今後も日常臨床に活かしていく所存です。

宮下　竜伊