Diary  後期研修医日記

後期研修医教育ワークショップ

声の主 : 宮下 竜伊

カテゴリ : 本院 八王子 茨城 関連病院

皆さんこんにちは。

後期研修医の宮下です。日々、楽しく過ごしていらっしゃいますか。

さて、部活や職場などで「誰かに指導する」ということを皆さんも少なからずご経験されたことはないでしょうか。

自分も初期研修から後期研修となり、いつの間にか指導する側となっていました。

そんな最中、東京医科大学病院の後期研修プログラムとして、『後期研修医のための教育ワークショップ』(以下、WS)が開催され、臨床検査医学科後期研修医として水を得た魚のように参加してまいりました。

WSは朝から夕方まで開催され、アクティブ・ラーニングを取り入れたスモールグループディスカッション形式で終始活発な議論のもとに進行していきました。

参加者は当院の後期研修医1-3年目であり、まだ初期研修医であった頃の感覚が残っているメンバーです。ここだけの話後期研修医に対して指導者教育WSを開催しているのは東京医大だけです!ありがたい環境です。

肝心の内容です。第1部が「こんな初期研修医にはどう接する?」といった題で、色々と問題を抱えてしまった研修医にどう接していけばいいか後期研修医の立場で考えてみよう、というディスカッションでした。各班で議論したことを代表者が発表し、参加者で共有します。やっぱり、昨今のチーム医療では研修医を取り巻く環境を整えて研修医ともしっかりとタッグを組んでいく必要がありますね。色んな業務に巻き込んじゃってたくさん話をする、そうしてホウ・レン・ソウが自然とできるようにしていく、そんな環境ができればいいのかな、なぞと感じました。第2部は様々なテーマ(初期研修医に伝えたい初期研修中にやっておけばよかったこと/これまで出会ってよかった指導医etc...)をWorld Café形式(グループ討論の形式の1つ)で話し合いました。なるほどと思うこともあれば、「よかった、みんな同じこと思ってたんだ」ってこともあり、何れもとても身になる内容でした。

早速、明日から指導医の一員であることを自覚して実践あるのみです!