17年3月14日18:00より東京医科大学新教育研究棟3階にて東京女子医科大学病院におけるクロザピンの使用経験についての講演会が開催されました。当科の高江洲義和講師が司会を務め、東京医科大学講師の稲田健先生にご講演をいただきました。

講演ではクロザピンの効能や使用に関する概説からはじまり、実際の事例を通してどのような方に適用するとよいかなど、実践を通した具体的な提案をいただきました。また、副作用の早期発見とその対応についてもご教授いただき、医師の視点からだけではなく、看護や薬剤処方の観点からも対応の示唆をいただきました。

疑応答では多職種からも多くの質問が飛び交い、会は盛況を博しました。

後も当科一同、研究だけではなく臨床分野においても他大学、他分野、地域と連携し、東京医科大学における精神科医療の向上に還元してまいりたいと思います。稲田先生貴重なご講演ありがとうございました。