医局員募集・お問い合わせ

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先輩からのメッセージ

 私が脳神経外科に興味を持ったのは大学2-3年の頃です。元々、救急医療に興味があり、その中で何のスペシャリストになりたいかを考えたとき、脳という臓器が魅力的であったため、出した答えは脳神経外科以外にありませんでした。なんと言っても生きた脳を見て、触り、手を加えるのは脳神経外科医のみです。実際の医療では脳のみが相手ではなく、脊髄など他の神経系や循環・呼吸の管理ができなければなりません。つまり、脳を診ると言うとことは全身を診なければならないと言うことです。
 また、救急医療を中心とした時間との勝負が必要なことが多く、診断のみならず、処置・治療の判断が重要です。当科では人数が少ないながらも、グループにて治療・指導を行い医局員全員でその判断能力の向上を目指しています。 手術は顕微鏡・内視鏡手術や血管内手術等技術的に難易度の高いものまでありますが、研究室では人工血管を使った顕微鏡下吻合や、近年ではブレインナビゲーション・バーチャル・リアリティーを使用したシミュレーション行い手術トレーニングを行なっています。
 また、他施設では豚などの動物を使ったトレーニングを行っています。最近の当院での取り組みは低侵襲手術であり、国内でも有数の施設と自負しています。扱う領域は神経学から血管学、さらには腫瘍学と非常に広く、学ぶべきことも多く大変ですが、一生をかけてでも取り組む価値がある科と思います。

深見 真二郎

女医さんの声

脳神経外科のすすめ

 価値観が多様化している現代で、ともすれば見失われがちなのが「本当の自分」ではないでしょうか?特に女性は「自分磨き」や「自分探し」を自然と強いられることが多く、その結果かえって自分が何をしたいか、何に向いているのかが分からなくなってしまうことが多いように見受けられます。
 学生時代の私は、身体が弱く常に健康に不安があるタイプでした。また、どちらかというとどんくさいほうで、手先もまったく器用ではありませんでした。ポリクリで脳神経外科をまわっても、自分が手術をするようになるなんてまったく考えてもいませんでした。ただ、手術を実際見てみて、力仕事がなく女性でも不可能ではないなというのが印象でした。顕微鏡下の手術は、限られた人にしかできない技術に見えましたが、練習を繰り返すことによって誰にでもできるようになるとポリクリ担当の先生に説明され、手先が器用でない自分でもできるのかなと思った記憶があります。
 その後いろいろな経過を辿り、ほとんどの友人と家族の反対はありましたが「とりあえず10年(自分の中では結果をだす最低期間と考えていた)やってダメと思ったら他の科に移ろう」と思い、思い切って脳神経外科の医局に飛び込んだのがもう20年も前のことです。この間に一度だけ他の科に移ろうと思ったことはありましたが、脳神経外科を選んで後悔したことは一度もありません。「生死の境にいる患者さん」を「生」の方に引き戻せたときの感動は、何にも代えがたいものがあるからだと思います。今でも徹夜になったり、4日ほど家に帰れなかったりしていますが、大きな病気にもなっていません。驚くべきことにまわりの方に「体力がある」と認識されることも度々あります。また、手術については普通の手術はできるようになりましたので、手先の器用さというよりは、ポリクリ担当の先生がおっしゃっていた通り練習で解決できる問題だったようです。また最近は脳神経外科救急のライフサポートコース(ISLS,PNLS)のインストラクターになることができ、国内のあちこちやアジアのいろいろな国に行って現地の医療スタッフ達と交流したりもしています。

 確かに女性としての平均的な生活は送ることができていませんが、医師としては男女での待遇の差を全く感じることなく、日々充実した生活を送ることができています。もしあの時脳神経外科は自分には無理と決めつけていたら、意外と体力があり、意外と細かい仕事ができ、海外に行って仕事をしたりもする今の自分を発見することができなかったと思います。そして、今でもやりたいことが見つからず自分探しの旅にでて、迷いっぱなしの毎日だったかもしれません。

 本当の自分を見つけたい女性研修医や女子学生の方々!!是非脳神経外科の扉をたたいてみてください。思いがけない本当の自分に出会えるかもしれません。

都立大塚病院 脳神経外科 高橋 恵

脳神経外科入局5年目の市川です。

 皆さん、後期研修科を選択するのにいろいろ悩んでいるかと思います。私も皆さんと同じように悩んでいました。
 女医で脳外科にいると何で脳外科なんて入ったの?なんてちょっと変な目でみられがちですが、今回は、これから後期研修先を決めようと悩んでいる人に少しでも参考になったらいいなと思って自分のことを少し語ります。

 私は、学生の頃は神経系に興味があり、卒業するころには神経内科が第一志望でした。しかし、初期研修で実際に診療してみると、脳神経外科が純粋に楽しいと思える診療科になっていました。脳外科はたった1ヶ月しか選択しませんでしたが、中枢神経を実際にみて触れられることに一番感銘を受けました。 しかし、脳神経外科は夜間呼び出しも多く、実際に働いていくことが出来るだろうか?との不安がありました。しかも、女性で。

 幸いなことに、東京医科大学には女性脳外科医が在籍しており、いろいろ相談に乗っていただきました。また、部長も女性が入局することには「何も問題ないよ」とおっしゃっていただきました。

 一番興味のあること、やりたいことを不安要素が強いだけであきらめてしまうのは絶対に後悔すると思い、とりあえず最初の3年間は何があっても辞めないと決意して、脳神経外科に入局を決めました。

 実際に働き出すと、予想通り、当直回数も多いし、夜中通して手術していることもあります。でも、一度も辞めたいと思うことはありませんでした。自分でも不思議でしたが、やっぱり面白いことは辛いことがあっても続けられるんだと思います。
女性であっても男性であっても、また脳神経外科に限らず、仕事への情熱があれば続けていくことが出来るのではないでしょうか。

 そんなことであっという間に3年間が過ぎ、今は専門医試験で苦戦しています。

 最後に、ここの医局は女性の入局も歓迎していますので、興味があったら是非声をかけてください。お待ちしています。

東京医科大学八王子医療センター
  脳神経外科 市川 恵

初期研修医の声

2009. 7 月及び2010. 8 ~ 9 月研修
東京医科大学前期臨床研修医 Aさん(男性)

 私は学生の頃より放射線診断医になることを目標としていましたが、臨床を捨て切れず,放射線科でいながら臨床に従事できるIVR の道を探り、脳神経外科領域の脳血管内治療という分野に興味を持ったため初期研修の1 年目で選択させて頂きました。
 実際に研修させて頂くと緊急アンギオに緊急血管内手術が非常に多く、脳神経外科の辛さと面白さを同時に体感することができました(この月は特別多かったようです)。また手術も多岐にわたる分野で定時でも緊急でも症例数が豊富だと感じました。他科ではできないような立ち位置で術野に触れさせて頂き、大変良い経験になったと思っています。まだ1 年目の7 月であったため思考も手技も未熟であった自分は失敗ばかりで諸先生方にご迷惑をかけてばかりでしたが、忙しくて疲れているにもかかわらず熱心に指導して下さり、他科で生えられない充実感もあったことと、血管内治療を本格的に経験してみたいと思ったことから2 年目でも2 カ月間研修させて頂きました。
 2 年目ではアンギオと血管内治療には全例参加させて頂き、ある程度の血管撮影の手技やIVR の準備ができるようになるまで鍛えて頂きつつ、救急の現場での診断から治療までも幅広く経験させて頂きました。この原稿は救命の研修をしている最中に書いていますが、脳外科疾患については自信を持って対応できるようになっていることを感じています。
 2 年間の研修を終え、当初の志望通り放射線科に入局することになりますが、放射線診断医、IVR 医のベースを作り、最終的には脳血管内治療に従事することが目標です。粉骨砕身の努力をしていく所存ですので、今後も御指導、御鞭撻の程、宜しくお願い致します。

2009. 11 月研修
東京医科大学前期臨床研修医 Bさん(女性)

 脳神経系が苦手教科だった私が、神経系に興味を持ったのはポリクリで脳外科をラウンドしたことがきっかけでした。研修医になり、脳神経系にかかわる科を中心に研修ラウンドを選択しました。しかし、脳外科は敷居が高く自分には難しいだろうという先入観があり憧れという目線でした。
 本院での脳外科研修は手術を中心にたくさんの症例を経験することができ、非常に充実した1 カ月間でした。おもしろいと思う反面、難しいと思うことも多々ありましたが、それを理解しようとすることが苦にならなかったのは先生方の熱心な指導のおかげだと感謝しております。研修中は緊急の症例も多く、あっという間でしたが、この1 カ月の経験は今後への自信となりました。
 来年度から他科に入局することになりますが、先生方にはこれからもお世話になることが多々あると思いますので宜しくお願いします。

2010. 4 ~ 5 月研修
東京医科大学前期臨床研修医 Cさん(男性)

 私は国家試験に受かって間もない4 月、5 月をローテーションさせて頂きました。まだ保険医の登録も済んでいませんでしたので、病棟での処方・検査のオーダーすらできない状態でした。病棟で看護師さんに「**の処方お願いします」と言われても、私は丁重にお断りすることしかできず、忙しい先生方が対応してくださっているのをみて不甲斐ない気持ちでおりました。そういった状況を見越してか、脳外科の先生方は手技あるごとに私に声を掛けてくださりました。末梢ラインもしたことのなかった私は、脳外科の研修中に様々な手技を目の当たりにし、時には経験させて頂きました。
 研修中、とても印象に残った手術があります。それは研修中盤に救急搬送されてきたSAH の症例で、来院時は既にgrade Ⅴでした。中島伸幸先生・原岡怜先生と3人で午後9 時ころから明け方まで手術に入りました。術野に顕微鏡が入りモニターをみながら、恥ずかしながら私は睡魔に襲われました。しかし動脈瘤がモニター越しにその恐ろしい姿を現した時、大変な興奮を覚え、眠気はどこかに飛んで行きました。クリップが無事かけられるところまで、息をするのも忘れるような、そんな経験でした。またそれまで動脈瘤でなく睡魔と闘っていた自分を恥ずかしく思いました。数日後、患者さんはADL低下もなく「またタバコを吸いたいなぁ」と言いながら元気に退院していきました。
 私はこのような医者になりたての時期に、このような経験をできたことに感謝しております。勉強して得られるような知識ではない、今後の糧になるような、本当にそのような経験だったと思います。最後になりますが、お忙しい中、御指導くださった先生方に心より御礼申し上げます。有難うございました。

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東京医科大学病院 脳神経外科
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1
TEL : 03-3342-6111(代表) 脳神経外科宛
E-mail : nsurg-pt@tokyo-med.ac.jp