再膨張性肺水腫
2011.04.18
報告者:石崎
最近、胸水ドレナージに伴う再膨張性肺水腫(RPE)を経験しました。幸い、RPEとしては比較的軽度でしたが、それでも1日の呼吸管理を余儀なくされました。今回はRPEに関する興味深い6つのケースレポートと、エビデンスレベルの高いメタアナリシスを1つご紹介します。
Take Home Message
①RPE診断と治療には気管支ファイバーが有用
②重症では虚脱部位からの大量の黄色分泌物、軽症なら透明水様
③循環血液量減少性ショックに注意
④黄色分泌物では、吸引量と同量のアルブミン製剤を投与
⑤分離肺換気により健側肺を守ることも考慮
⑥ショックと呼吸不全に備えた準備とムンテラ。
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