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厚生労働省の実践的な手術手技向上研修事業

報告者 : 米山

カテゴリ : 勉強会

平成28220日(土)、東京医科大学人体構造学分野解剖実習室にて平成27年度厚生労働省の実践的な手術手技向上研修事業として、東京医科大学サージカル・トレーニング「献体によるインプラント骨造成の臨床解剖学的研究会」が開催されました。

 

研修内容は下記の通りです

1) sinus liftに関連する解剖:上顎骨側壁、上顎洞の解剖 lateral window approachimplant埋入

 2) zygoma implantに関連する解剖:頬骨の解剖

 3)下顎implant埋入に関連する解剖:オトガイ孔、口底から舌下部の解剖、implant埋入

 4)口腔内の採骨に関連する解剖:オトガイ部、下顎枝前縁部の解剖、採骨

 5)口腔外の採骨に関連する解剖:腸骨、脛骨の解剖、採骨

 

人体構造学分野の先生方のご協力の下、実習は滞りなく行われました。

参加者は手術手技の向上のため熱心に研修に取り組んでいました。参加者およびスタッフ一同、人類の医学の進歩のためにご貢献いただいたご献体の崇高なるご遺志に心からの敬意と感謝を捧げます。

本年度も同様に研修を計画しています。手術手技の向上および広く医療安全を推進する観点から他施設の先生にも研修参加を予定しています。


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