医局員・研修医の方へ

後期臨床研修医募集

主任教授からのメッセージ

平成16年に臨床研修制度が始まり、研修制度が大きく変わり、初期2年間は幅広く各科を研修することになりました。初期臨床研修期では循環器に関心があった方でも、循環器研修はせいぜい3から4か月だったと思います。したがって、後期研修が循環器研修のスタートといえます。

循環器病学は幅が広いだけでなく奥の深い学問です。循環器の診療も知識と技術に心が伴って初めて務まります。心には、認知、判断、決断など多くのことが含まれます。知識は書籍やインターネットで得られますが、技術や判断力は臨床現場で初めて得られるものです。東京医科大学第二内科(循環器内科)では、急性期の治療だけでなく、予防からリハビリまで患者中心の診療をしています。私が所属している学会を参照していただければ、その幅広さはご理解いただけると思います。
実際の活動状況についてはそれぞれの臨床グループ・研究班の項を参照してください。

幅広くしかも奥深く循環器を学ぼうという方を歓迎します。
もちろん、その後に各専門分野でさらに究めて欲しいと思います。

なお、週一回以上の頻度で、学内あるいは近隣施設において各種研究会、セミナーを主催ないし共催しています。逐次、HPに案内しますので、循環器に興味ある方はぜひ参加ください。

【診療科紹介映像(一般患者解説用)】

主任教授 山科 章

東京医科大学内科学第二講座

主任教授山科 章

所属している国内学会
日本循環器学会(評議員)、日本心臓病学会(理事)、日本集中治療医学会(理事)日本心臓核医学会(理事)、日本脈管学会(理事)、日本循環器予防学会(理事)、日本心不全学会(理事)、日本心血管画像動態学会(理事)、日本心臓リハビリテーション学会(理事)、日本冠疾患学会(評議員)、日本高血圧学会(評議員)、日本動脈硬化学会(評議員)、日本不整脈学会(評議員)、日本心電学会(評議員)、日本核医学会(評議員)、日本内科学会(評議員)、そのほか

当院後期研修の特徴

視る・診る・魅せる

東京医科大学循環器内科の後期研修プログラム、その最大のテーマは'視る・診る・魅せる'です。

初期研修が医師としての総合研修ならば、後期研修は循環器内科医としての総合研修です。
循環器内科を専門として究めていくためには、循環器領域の中でも幅広い範囲の疾患を一例でも多く経験し(視て)、さらに最新のエビデンスと多くの経験に裏付けされた診療(診るための技)を学ぶ必要があります。
身体所見の取り方から、最新の診断検査、さらに臨床最先端の治療まで、幅広く学びたいあなたには当科での後期研修が最適です(それが当科の魅力です)。

研修目標

視野が広いバランスのとれた循環器内科医となるべく基礎的・臨床的知識を修得する。
さらにチーム医療を通して社会人としての信頼を得るための能力を身につける。

研修カリキュラム

後期研修は、循環器診療の基本、症例のマネージメントを学ぶことから始まります。
約1年の大学病院での研修により、幅広い知識の習得を目指します。
病歴の聴取から、身体所見の取り方、心電図・胸部X線の判読、心エコー図、負荷心筋シンチグラム、電気生理学的検査、心臓カテーテル検査、心臓CT・MRIなどを幅広く学びます。

その後関連病院に出張し、それぞれが一循環器医として、症例のマネージメント、各種検査・カテーテル治療の手技を学びます。
2?3年の出張を修了し、帰院するころには立派な循環器医です。

大学にて専門分野に特化した研修・研究を行うことができます。
世界に通じる新たな知見を探求すべく、日々の臨床・研究に従事することになります。

『後期研修プログラム』(PDF 約190KB)

週間予定(カンファレンス・勉強会)

 
7:45 心カテカンファ        
8:00 症例検討会 心カテカンファ 心カテカンファ 心電図勉強会 心カテカンファ
8:30 CCU回診 CCU回診 CCU回診 CCU回診  
9:00 教授回診        
病院業務・検査見学
16:30     心カテ読影
カンファ
   
17:00 SASカンファ     イメージング
カンファ
 
  核医学検討会       心エコー勉強会
18:00     医局連絡会    
19:00     内科・外科
合同カンファ
   

診療実績

先輩後期研修医からのメッセージ

Letters from Overseas (先輩研修医の留学記)

研修医のためのQuestion &Answer(先輩研修医が答えます)

※質問をクリックすると回答が表示されます

給料はどのくらいもらえるのでしょうか?またその額で新宿近辺での生活は可能でしょうか?

後期研修医が大学から支給されるのは月20万円程度ですが、週に半日×2回の外勤(丸1日×1回も可)があり、外勤の平均的な給料は半日で4万円程度です。1回4万円×月8回と少なく見積もっても32万円はもらえますし、外勤の当直を追加で行うことも可能で、新宿近辺での生活にも困ることはないと思います。

海外留学は可能ですか?また可能な施設はどこがありますか?

希望する人には海外留学も可能です。
先輩医師で最近留学した施設としては、アメリカのニューヨークにあるコロンビア大学附属ニューヨークプレスビタリアン病院循環器内科、アメリカのロスアンゼルスのCeder-Sinai病院心臓核医学/心臓CT部門、アメリカのボストンはバーバード大学の公衆衛生学、オランダのカタリナ病院循環器内科、ベルギーのブリュッセル自由大学病院ハートリズムマネージメントセンター、などがあります。
また現在留学中の先輩たちの近況はLetters from Overseas(海外留学記)をご参照ください。

コロンビア大学はアメリカのアイビーリーグに属し、全米で5番目に古い大学です。附属病院は心臓移植の分野では全米で1位または2位を争う施設であり、多くのノーベル医学生理学賞受賞者を生んでいます。またカテーテルを用いた治療、冠動脈治療のほか特に経皮的大動脈弁形成術で全米をリードしている病院です。心エコーラボやIVUSラボも世界的に多くの業績を出しています。充実したプログラムがあり、留学できるチャンスは大きいです。
オランダのカタリナ病院は、FFRの概念を提唱されたNico Pijls先生の施設です。年間4000例のPCIというhigh volume centerでありながら、FFRによる機能的評価を重視した、とてもバランスの良い施設です。
ベルギーのハートリズムマネージメントセンターは世界的に有名なPedro Brugada先生が2007年に立ち上げた新しいセンターです。年間600例を超えるカテーテルアブレーションを経験できるだけでなく、第一術者として実際に手技を行う "ハンズ オン トレーニング"が可能です。Brugada先生に直接指導されるのも魅力の一つです。

このように自分の興味のある分野の第一人者の先生の元へ飛び出していくことが可能です。

カテーテルやエコーなどの手技は何年目から行えますか?

3年目の後期研修医から心臓・不整脈カテーテルや心エコー検査、負荷検査などを行うことが可能です。その後臨床病院に出張し、多くの経験を積むことになります。臨床出張が終了する頃には、各々が専門としたいサブスペシャリティーが見えてきますが、大学ではその専門分野での知識を深めていくことになります。

お問い合わせ

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