教授御挨拶と歴史

  • トップ
  •  › 
  • 医局紹介
  •  › 
  • 教授御挨拶と歴史

教授 ご挨拶

東京医科大学泌尿器科学分野へようこそ

東京医科大学泌尿器科学分野の大野芳正です。東京医科大学泌尿器科学分野のホームページをご覧いただきありがとうございます。泌尿器科では、前立腺がん、膀胱がん、腎臓がんなどの悪性腫瘍から前立腺肥大症、尿路結石症などの良性疾患まで様々な疾患を取り扱っております。当分野では、これまで前立腺癌に対するロボット支援手術などの低侵襲手術や、膀胱がんに対する自然排尿型新膀胱造設術などの機能温存手術に注力してまいりました。特に、ロボット支援下前立腺摘除術は先進医療として開始し2023年までに3000件を超える手術を行ってきました。現在ロボット支援下手術は、腎臓がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、先天性水腎症などに対する手術にまで保険適応が広がりました。当分野でも積極的にこられの手術に取り組んでいます。今後も低侵襲で患者さんに優しい医療を提供していきたいと考えております。

東京医科大学病院 泌尿器科
主任教授 大野 芳正

泌尿器科学分野の歴史

大正5年(1916年)9月に東京医学講習所が開設以来、皮膚科、皮膚花柳科、皮膚泌尿器科と移り変わり、昭和10年(1935年)に教授に就任した田林綱太は、昭和19年(1944年)に泌尿器科を皮膚泌尿器科から完全に独立させ、昭和38年(1944年)まで主宰した。同年6月に鈴木三郎が教授に就任した。昭和52年(1977年)4月には大井鐵太郎が就任し、教室として初の海外留学がなされた。昭和60年(1985年)4月には三木誠が教授に就任し、教育のためにチーフレジデント制度を新たに導入するとともに、内視鏡手術を導入した。平成12年(2000年)4月には橘政昭が教授に就任した。膀胱全摘術における尿路変向術として新膀胱造設術を積極的に取り入れるとともに、国内でいち早く手術支援ロボットを導入しロボット支援下前立腺全摘術を開始した。平成29年(2017年)4月には大野芳正が就任し、現在に至っている。

歴代教授